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見せる相手を限りたいときパスワード保護のできること・できないこと
2026-10-08ノーコード制作約7分で読めます

ノーコードサイトにパスワードをかけて限定公開する基本——できること・できないこと(Studioの例)

作ったサイトを、だれにでも見せるのではなく、限られた人だけに見せたい場面があります。取引先への提案ページ、社内向けの資料、公開前の最終確認などです。そんなときに使えるのが、パスワード保護です。建物にたとえると、入口に受付を置いて、合言葉を知っている人だけを中に通すしくみです。

ただし、パスワード保護は「かければ何でも隠せる」機能ではありません。この記事では、Studioを例に、できること・できないこと、手順、目的に合った別の方法を整理します。

目的によって、使う機能が違う

「見せる相手を限りたい」といっても、目的はさまざまです。Studioの公式ヘルプの内容をもとに、目的と機能の対応を整理します。

やりたいこと使う機能補足
サイト全体を、パスワードを知っている人だけに見せるパスワード保護サイト全体が対象。Personalプラン以上
一部のページだけ、見えないようにするページを非公開にする(公開範囲設定)ページ単位で設定できる。アクセスすると404ページ(無ければトップページ)が表示される
公開する前に、関係者に見てもらうライブプレビュー公開せずに確認できる。ノーコードサイトを公開する前に、下書きの状態を人に見せる方法へ
公開はするが、検索結果には出したくないnoindexの設定URLを知っている人は見られる。隠す機能ではない

パスワード保護の設定手順(Studio)

Studioのパスワード保護は、「パスワードを入力する画面(パスワードページ)を用意する」→「保護をオンにする」の2段階です。公式ヘルプで案内されている流れは次のとおりです。

  1. デザインエディタで、ページを追加するメニューから「パスワードページ」を選ぶ(既存のページの種類を変えることもできる)
  2. パスワードページのデザインを整える(入力欄のまわりの文言や見た目は、自由に編集できる)
  3. ダッシュボードで「設定」→「一般」を開き、「パスワード保護」の「設定」を押す
  4. 確認の画面で、公開サイトをパスワードで保護する設定を選び、パスワードを入力する
  5. サイトを公開、または更新する
  6. 別のブラウザやシークレットウィンドウで公開URLを開き、パスワードの入力画面が出ることを確かめる
注意パスワードに使えるのは、半角の英字と数字だけで、長さは8〜30文字です(Studioの公式ヘルプ)。記号は使えません。
Studioのダッシュボードの「設定」→「一般」にある「パスワード保護」の行。右端に「設定」ボタンがある
実際の画面(手順3)。「設定」→「一般」の「パスワード保護」から設定する。

パスワード保護で、できないこと・気をつけること

設定の前に、次の制限を知っておくと、あとで困りません。いずれもStudioの公式ヘルプに書かれている内容です。

項目内容
対象の範囲サイト全体だけ。ページごとにパスワードをかけることはできない
パスワードの数1つのプロジェクトに、パスワードページは1つ。見る人ごとに別のパスワードを配ることはできない
プランPersonalプラン以上で使える(無料プランの実機でも、設定を押すとその案内が表示された)。Miniプランへ下げるときは、先に保護を解除する必要がある
検索エンジン保護中は、サイトマップに載るのはパスワードページだけになり、検索エンジンがクロールできるのもパスワードページだけになる
解除したとき保護を解除すると、サイトは自動で非公開になる。公開を続けるなら、あらためて公開する
パスワードページの中身パスワードページでは、動的リスト(CMSの一覧)は使えない
注意パスワード保護は、全員が同じ1つのパスワードを使うしくみです。人ごとにログインを分ける「会員サイト」の代わりにはなりません。パスワードは、共有した相手からさらに広がる可能性があるものとして扱い、外に出て困る情報は載せないのが安全です。

一部のページだけ隠したいときは「ページを非公開にする」

「このページだけ、まだ見せたくない」という場合は、パスワード保護ではなく、ページ単位の非公開が向いています。Studioの公式ヘルプによると、この機能はすべてのプランで使えます。

  1. デザインエディタで、何も選んでいない状態にして、右側のパネルの「ページ」設定を開く
  2. 「ページを非公開にする」のスイッチをオンにする
  3. サイトを公開、または更新する
  4. そのページの公開URLを開き、404ページ(設定していなければトップページ)が表示されることを確かめる
注意非公開にしたページは、検索結果にも表示されず、サイトマップにも含まれません。ライブプレビューでは引き続き確認できます。なお、公開・更新はサイト全体に対して行われ、ページ単位では行えません。

よくある質問

質問答え
特定のページだけに、パスワードをかけたいです。Studioの公式ヘルプでは、ページ単位のパスワード保護には対応していないと案内されている。見せたくないページは非公開にするか、見せたい内容だけを別のプロジェクトに分けてパスワード保護をかける方法を検討する。
パスワード保護中のサイトを、検索に出したいです。保護中に検索エンジンが読めるのは、パスワードページだけ。中のページを検索に出したいなら、保護を外して公開する必要がある。
パスワードを忘れました。見る側が知る方法は無いので、管理している人に確認する。管理している側は、設定の画面からパスワードを変更できる。
Search Consoleの登録に影響しますか?Studioの公式ヘルプには、パスワード保護が有効なサイトにはGoogleのクローラーがアクセスできないと書かれている。登録の手順はノーコードサイトをGoogle Search Consoleに登録する手順へ。

まとめ

パスワード保護は、サイト全体を「合言葉を知っている人だけ」に見せる機能です。ページごとには設定できず、パスワードは1つで、保護中は検索にも出ません。一部のページを隠したいだけなら「ページを非公開にする」、公開前の確認ならライブプレビュー、と目的に合わせて選ぶと、遠回りせずに済みます。

公開前に見直しておきたい項目はノーコードサイトのプライバシーポリシー・特定商取引法表記、最低限確認しておきたい項目にもまとめています。

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