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検索エンジンへの案内板robots.txtの役割とStudioでの扱い
2026-10-20ノーコード制作約8分で読めます

ノーコードサイトのrobots.txtとは?役割・書き方・Studioでの扱い——検索結果から隠す目的には使えない

「robots.txt」という名前を、SEOの解説やサイトの設定画面で見かけた方は多いと思います。名前は聞いたことがあっても、何をするものか、触ってよいものかが、分かりにくいファイルです。

robots.txtは、検索エンジンのクローラー(サイトを見て回るプログラム)に対して、「この場所は見に来てよい」「ここは来ないでほしい」と伝える案内板のようなファイルです。この記事では、役割と書き方、Studioでの扱いを整理します。

robots.txtで、できること・できないこと

Googleの公式ドキュメントでは、robots.txtの主な目的は、サイトへのアクセスが集中して、負荷がかかりすぎるのを避けることだと説明されています。

できることできないこと
クロール(サイトを見て回ること)の量を、調整する検索結果からページを隠す(これが、いちばん多い勘違い)
重要でないページや、似たページのクロールを減らすすべての検索エンジンに、従わせる(従うかどうかは、クローラー次第)
画像・動画・音声のファイルを、Google検索の結果に出さないようにするブロックしたURLを、検索結果に載せない(他のサイトからリンクされていれば、URLだけ載ることがある)
注意「検索結果に出したくないページがある」ときは、robots.txtではなく、noindexの設定、パスワード保護、ページの削除のいずれかを使います(Googleの公式ドキュメント)。robots.txtでブロックしただけだと、検索結果にURLだけが載ることがあります。

基本の書き方

robots.txtは、1つ以上の「グループ」で構成されます。Googleの公式ドキュメントで説明されている主な行は、次の4つです。

行意味例
User-agentルールの対象になるクローラー。「*」は、すべてのクローラーUser-agent: *
Disallowクロールを禁止する場所。「/」から始めるDisallow: /private/
Allow禁止した範囲の中で、特別に許可する場所Allow: /private/info.html
Sitemapサイトマップの、完全なURLSitemap: https://example.com/sitemap.xml
User-agent: *
Allow: /

Sitemap: https://example.com/sitemap.xml
注意ファイル名は「robots.txt」で、サイトのいちばん上(ルート)に置きます。たとえば、https://example.com/robots.txt の形です。文字コードはUTF-8で、ワープロソフトではなく、メモ帳のような、書式の付かないテキストエディタで書きます。大文字と小文字は区別されます(Googleの公式ドキュメント)。

Studioでのrobots.txt

Studioの公式ヘルプによると、サイトを公開すると、無料プランを含むすべてのサイトで、robots.txtが自動で作られます。実際に、公開しているサイトで確かめると、次のような内容でした。

User-agent: Googlebot
User-agent: *
Allow: /

Sitemap: https://サイトのアドレス/sitemap.xml

robots.txtを置き換える手順(Studio)

自分で書いたrobots.txtを使いたいときは、パソコンでテキストファイルを作り、アップロードします。公式ヘルプで案内されている流れは次のとおりです。

  1. メモ帳などのテキストエディタで、「robots.txt」という名前のファイルを作る(文字コードはUTF-8)
  2. Studioのダッシュボードで、対象のプロジェクトの「設定」→「一般」を開く
  3. 下へスクロールし、「txtファイル」の「追加」を押す
  4. 作ったファイルを選んでアップロードする(同じ名前のファイルがあると、置き換えるかどうかの確認が出る)
  5. 公開しているサイトの「/robots.txt」を開いて、内容が変わったことを確かめる
注意txtファイルのアップロードは、無料プランでは使えず、Miniプラン以上の機能です(Studioの公式ヘルプのプラン表。無料プランの実機で、アップグレードの案内を開いたときも、Miniプランの機能の一覧に「txtファイル」が含まれていました)。また、無料プランに戻すと、アップロードしたファイルはプロジェクトに残りますが、ダッシュボードからは見えなくなります。
Studioのダッシュボードの「設定」→「一般」にある「txtファイル」の欄。右端に「追加」ボタンがあり、その下に、自動で作られた「robots.txt」の行が表示されている
実際の画面(手順3)。「txtファイル」の「追加」から、ファイルをアップロードする。自動で作られたrobots.txtは、この一覧に表示されている。

書き換える前に、確かめること

確認のしかた

  1. シークレットウィンドウで、「https://自分のサイト/robots.txt」を開く
  2. 書いた内容が、そのまま表示されるかを確かめる
  3. Search Consoleの「robots.txtレポート」で、エラーが出ていないかを確かめる(公開済みのファイルが対象)

よくある質問

質問答え
robots.txtを置けば、検索結果から消えますか?消えない。robots.txtはクロールの案内板で、検索結果から隠す機能ではない。noindexかパスワード保護を使う。
robots.txtを、自分で作る必要がありますか?Studioでは、公開時に自動で作られる。多くの場合は、そのままで足りる。
robots.txtを編集したいのですが、画面で書き換えられません。自動で作られたものは、編集できない。パソコンで作ったファイルを、アップロードして置き換える。
特定のページだけ、検索に出したくありません。そのページにnoindexを設定するか、ページを非公開にする。パスワード保護は、サイト全体が対象。ノーコードサイトにパスワードをかけて限定公開する基本へ。

まとめ

robots.txtは、検索エンジンのクローラーへの案内板です。ただし、検索結果からページを隠す機能ではありません。Studioでは、公開時に自動で作られるので、多くの場合、触る必要はありません。書き換えたいときは、パソコンで作ったファイルを、「設定」→「一般」→「txtファイル」からアップロードして置き換えます。

検索まわりの設定の優先順位はノーコードで作ったサイトのSEO、最初にやること・後回しでいいことにまとめています。

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