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訪問者の数を知るためにGA4の設定と動作確認の手順
2026-10-12ノーコード制作約8分で読めます

ノーコードサイトにGoogleアナリティクス(GA4)を設定する手順——測定IDの取得から動作確認まで

サイトを公開したら、「何人が来ているのか」「どのページが見られているのか」を知りたくなります。Googleアナリティクス(GA4)は、そのための、Googleのアクセス解析ツールです。お店にたとえると、入口に置く来店カウンターのようなもので、置いた日からの記録が残ります。置く前の記録は、あとからは取れません。

この記事では、GA4の準備から、ノーコードサイト(Studioを例にします)への設定、きちんと動いているかの確認までを、順に説明します。

全体の流れと、出てくる言葉

GA4の設定は、「Googleアナリティクス側で準備する」→「サイト側に測定IDを設定する」→「動いているか確かめる」の3段階です。途中で出てくる言葉を、先に整理しておきます。

言葉意味
アカウントGoogleアナリティクスの、いちばん大きな入れ物。会社や個人ごとに1つ作ることが多い
プロパティ計測の対象になるサイト(またはアプリ)の単位。アカウントの中に作る
データストリームデータの入口。サイトを計測するときは「ウェブ」を選ぶ
測定IDプロパティを見分けるための文字と数字の組み合わせ。通常は「G-」で始まる。サイト側に設定するのは、このID

Googleアナリティクス側の準備

アナリティクス ヘルプで案内されている流れは次のとおりです。すでにアカウントやプロパティがある場合は、足りないところから始めてください。

  1. analytics.google.com を開き、初めてなら「測定を開始」を押す
  2. アカウント名を入力し、データ共有の設定を確認して進む
  3. プロパティ名を入力し、レポートのタイムゾーンと通貨を選ぶ
  4. 業種や利用の目的を選び、「作成」を押して、利用規約に同意する
  5. データストリームの追加で「ウェブ」を選び、サイトのURLとストリーム名を入力して作成する
  6. 作成したデータストリームを開き、「ストリームの詳細」にある測定ID(G-で始まる)をコピーする
注意タイムゾーンは、あとから変えても、変えたあとに集まるデータにしか反映されません(アナリティクス ヘルプ)。日本向けのサイトなら、最初に日本の時間と日本円を選んでおくと、あとで困りません。

Studioに測定IDを設定する

Studioでは、測定IDをダッシュボードの「Apps」に入力するだけで設定できます。コードを貼る必要はありません。ただし、Studioの場合は、先にGoogleアナリティクス側で1か所だけ設定を変えておく必要があります。

  1. Googleアナリティクスの「管理」→「データストリーム」で、対象のウェブのストリームを開く
  2. 拡張計測機能の「ページビュー数」の詳細設定を開き、「ブラウザの履歴イベントに基づくページの変更」のチェックを外して保存する
  3. Studioのダッシュボードで「ホーム」→「Apps」を開き、「Google Analytics」を選ぶ
  4. 表示された入力欄に、コピーした測定ID(G-で始まる)を入力して保存する
  5. サイトを更新(公開)する
注意手順2のチェックを外すのは、Studioの公式ヘルプに「チェックが入っていると、Studioの仕様により計測数が重複する」と書かれているためです。忘れやすいので、測定IDを入れる前に済ませておきましょう。また、StudioのApps連携は、Miniプラン以上で使える機能です。
Studioのダッシュボードの「Apps」画面。マーケティングの分類に、Google Analytics・Google Tag Manager・Google Search Console・Google reCAPTCHA v3のカードが並んでいる
実際の画面(手順3)。「Apps」の中にある「Google Analytics」を選ぶ。

Studio以外のサービスでも、考え方は同じです。アナリティクス ヘルプでは、対応しているサイト作成ツールなら測定ID(GoogleタグID)を設定欄に入力するだけでよく、対応していない場合は、表示されるタグ(「Google tag (gtag.js)」で始まるコード)を、HTMLを追加できる機能に貼る方法が案内されています。

動いているか確かめる

設定したら、数字が届いているかを必ず確かめます。確かめずにいると、数週間後に「何も記録されていなかった」と気づくことになりかねません。

  1. 公開しているサイトを、自分のスマホやパソコンで開く
  2. Googleアナリティクスの「レポート」→「リアルタイム」を開く
  3. 自分のアクセスが、利用者の数として表示されるかを確かめる
注意アナリティクス ヘルプによると、データの収集が始まるまでに、最長で約30分かかることがあります。また、Studioの公式ヘルプには、ライブプレビューではGoogleアナリティクスに記録されないと書かれています。確認は、公開したサイトで行ってください。

うまくいかないとき・数字がおかしいとき

起きていることまず確認すること
リアルタイムに何も出ないサイトを更新(公開)したか。測定IDを打ち間違えていないか。ライブプレビューではなく、公開サイトを開いているか。30分ほど待ったか
ページビューが、実際の2倍くらいになる「ブラウザの履歴イベントに基づくページの変更」のチェックを外したか。Googleタグマネージャーなど、別の方法でも同じ測定IDを設定していないか
Studioのアナリティクスと数字が合わない計測の方法が違うため、完全には一致しない(Studioの公式ヘルプ)。訪問者数は、とくに差が出ることがある
「データストリーム」の項目が見つからない古い種類のプロパティ(ユニバーサル アナリティクス)を開いている可能性がある。GA4のプロパティを開き直す(アナリティクス ヘルプ)

よくある質問

質問答え
設定する前のアクセスは、あとから見られますか?見られない。記録は、設定して動き始めたあとの分だけ。公開と同時に設定しておくのが確実。
Studioに標準のアクセス解析があるのに、GA4も必要ですか?目的による。ざっくりした人数とページごとの数だけなら、標準の機能で足りる場面も多い。流入元の細かい分析などをしたいときにGA4を足す。違いはStudioに標準搭載のアクセス解析(Studio Analytics)の基本へ。
GA4を入れたら、クッキーの同意バナーは必要ですか?サイトを見る人の地域や、扱う情報によって変わる。考え方はノーコードサイトのクッキー同意バナー、必要かどうかの考え方を参考にして、必要なら専門家に確認する。
測定IDは、人に見られても大丈夫ですか?測定IDは、公開されたサイトのコードの中に含まれるもので、パスワードのような秘密の情報ではない。ただし、Googleアカウントのログイン情報は別物なので、人に渡さない。

まとめ

GA4の設定は、「プロパティとデータストリームを作って測定IDをコピーする」→「StudioのAppsに測定IDを入れて、サイトを更新する」→「リアルタイムで自分のアクセスを確かめる」の順で進められます。Studioの場合は、「ブラウザの履歴イベントに基づくページの変更」のチェックを外すことだけ、忘れないようにしてください。

数字が届くようになったら、最初に見るところはノーコードサイトのアクセス解析、まず何を見ればいいかに、検索での状態の確かめ方はノーコードサイトをGoogle Search Consoleに登録する手順にまとめています。

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