Studioでセクションの境目に波型の区切りを置く方法——どの画面幅でも波の高さを変えない置き方
セクションとセクションの境目を、まっすぐな線ではなく波の形で区切ると、ページの流れがやわらかく見えます。水・美容・保育・飲食など、親しみや動きを出したいサイトでよく使われる表現です。
Studio には、波の形そのものを描く機能はありません。そこで、波の形を画像(SVG)で用意して、画像として置くのが手軽です。この記事では、波の画像の作り方と、Studio への置き方、スマホで波が薄くならないための高さの決め方を順に説明します。
SVG は「拡大してもぼやけない絵」
SVG は、形を「点と線の位置」で記録した画像です。写真(JPEG や PNG)が「色の点の集まり」なのに対して、SVG は「ここからここへ線を引く」という描き方のメモのようなものです。どれだけ拡大しても、描き直すのでぼやけません。
波の区切りは、パソコンの広い画面いっぱいに引き伸ばして使うので、ぼやけない SVG が向いています。ファイルも数KBほどと小さく、ページの表示を重くしません。
波の画像を作る
SHITAJI の波型区切りメーカーを使うと、形と色を選ぶだけで波の SVG を作れます。見え方を試すところまでは登録なしで使え、SVG の保存には無料の会員登録が必要です。
- 波型区切りメーカーを開き、12種類の形から1つ選ぶ(ゆるやかな波・ギザギザ・三角・雲など)
- 「波の帯の高さ」を決める(はじめは 120px 前後が扱いやすい)
- 波の高さや数を、見え方を見ながら整える
- 「波の色」に、波の下のセクションの色を入れる
- 「背景の色」に、波の上のセクションの色を入れる(見え方の確認用。画像には入らない)
- 「SVG を保存」を押して、画像を保存する(保存には無料の会員登録が必要)

Studio に置く
保存した SVG は、Studio のふだんの画像と同じように置けます。特別な貼り付けや設定は要りません。
- Studio の左にある「アップロード」の一覧に、保存した SVG をドラッグする
- 波を置きたい2つのセクションの間を選んでから、アップロードした画像をクリックする(画像のボックスができる)
- 右のパネルの「ボックス」で、幅を 100%、高さを波型区切りメーカーで決めた値(例:120px)にする
- 同じく「背景色」に、波の上のセクションの色を入れる
- タブレット・スマホの表示に切りかえても、高さは変えない
- パネルの「画像」にある「背景サイズ」は、最初の「cover」のままにする
どの画面幅でも、波の高さを変えないコツ
波の画像を「幅 100%・高さは自動」で置くと、画面の幅に合わせて高さも同じ比率で縮みます。パソコンでちょうどよい波でも、スマホでは数分の1の高さになり、ほとんど線のように見えてしまいます。
画像のボックスの高さを px で決め、パソコン・タブレット・スマホとも同じ値にしておくと、どの画面幅でも波の高さは変わりません。変わるのは横幅だけです。


狭い画面での合わせ方は2通り
高さを決めると、狭い画面では波の横の長さが足りなくなります。そのときの合わせ方を、波型区切りメーカーで選べます。形を選ぶと、合いやすいほうが最初から選ばれています。
| 合わせ方 | 狭い画面での見え方 | 向いている形 |
|---|---|---|
| 横に縮める | 波の高さはそのままで、波が横に縮む。波の数は変わらない | ゆるやかな波・アーチ・片寄せの丘・斜めなど、山が1〜2個の形 |
| 端を切る | 波の形はそのままで、左右が切れる。狭い画面ほど見える波が減る | ギザギザ・丸い山の連なり・細かい波など、同じ形が繰り返す形 |
色を変えたいとき・グラデーションにしたいとき
波の色は画像の中に入っているので、Studio のパネルでは変えられません。色を変えたいときは、波型区切りメーカーで色を変えて、もう一度保存し、画像を差しかえます。設定はページの URL に入っているので、ブックマークしておくと、色だけ変えてすぐに作り直せます。
波の上の色は、画像のボックスの背景色なので、Studio でそのまま変えられます。
波をグラデーションにしたいときは、波型区切りメーカーで「手前の波をグラデーションにする」を選び、右端の色を決めます。そのうえで、波の下のセクションの背景も、Studio の背景色でグラデーションを選んで、同じ色の組み合わせ(左から右)にすると、境目がつながります。
よくある質問
| 質問 | 答え |
|---|---|
| 波を、セクションの上から下ろすように置けますか? | できる。波型区切りメーカーで「上下を反転する」を選ぶ。このときは、画像のボックスの背景色に、波の下のセクションの色を入れる。 |
| 奥に、もう1つ淡い波を重ねられますか? | できる。「重ねる波の数」で2枚か3枚を選ぶ。奥の波の色も、それぞれ選べる。 |
| SVG を置くと、ページが重くなりませんか? | 波の SVG は数KB〜数十KBほどで、写真1枚よりずっと小さい。表示の速さへの影響はほとんどない。 |
| 画像を置いたのに、波が細い線のように見えます | 画像のボックスの高さが「自動」になっていないか確かめる。高さを px で決め、タブレット・スマホでも同じ値にする。 |
まとめ
波型の区切りは、「波の SVG を作る」→「Studio にアップロードして画像として置く」→「幅 100%・高さを px で決め、画面幅ごとに変えない」の順で置けます。高さを決めておけば、スマホでも波が薄くなりません。
画面幅ごとの崩れにくい組み方はStudioのレスポンシブ設定で崩れにくくする4つの設計に、画像のボックスなどの使い分けはStudioのボックスの種類と使い分けにまとめています。
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