Studioに標準搭載のアクセス解析(Studio Analytics)の基本
アクセス解析というと、Googleアナリティクスのような外部ツールを別途連携するもの、というイメージがあるかもしれません。Studioには、そうした連携をしなくても使える標準のアクセス解析機能(Studio Analytics)が備わっています。
サイトを公開すると、特別な設定をしなくても自動的に計測が始まります。この記事では、確認できる数値の意味と、見るときに知っておきたい特徴を整理します。
確認できる数値:PV数とVisitor数
Studio Analyticsで確認できる数値は、主にPV数とVisitor数の2つです。PV数は、ページが表示されるたびにカウントされます。同じ人がトップページを見たあとに問い合わせページへ進むと、それだけで2PVです。
一方Visitor数は、サイトへの訪問1回につき1としてカウントされます。同じ人が何ページ見て回っても、Visitor数は1のままです。「ページの人気度」を見たいときはPV数、「何人が訪れたか」を見たいときはVisitor数、というように使い分けます。
AIによるクロールも、Visitor数に含まれる
Studio Analyticsは、AIクローラーによるアクセスもVisitor数としてカウントします。一方、Googleアナリティクスは既知のボットアクセスを除外する仕様になっているため、両方を連携している場合、Studio側とGoogleアナリティクス側で数値が一致しないことがあります。
どちらが正しい・間違っているという話ではなく、数え方の前提が違うだけです。数値を見比べるときは、この違いを踏まえておくと戸惑いにくくなります。
Cookieを使わないという特徴
Studio Analyticsは、Cookie(訪問者のブラウザに保存される小さなデータ)を使わずに計測する仕組みです。そのため、閲覧者がCookieを拒否・ブロックしていても計測に影響しません。
Cookieを使わない分、Cookieの利用について同意を取得する規制への対応負担も軽くなります。ノーコードサイトのクッキー同意バナー、必要かどうかの考え方で紹介した判断材料のうち、Studio Analyticsだけを使っている場合はこの観点での心配は少ない、という位置づけです(広告タグなど他のツールを使う場合は、そちらの基準で改めて確認が必要です)。
データを見られる期間は、プランによって異なる
Studio Analyticsで確認できるデータの期間は、契約しているプランによって異なります。無料プランでは直近の短い期間だけ、上位のプランになるほど長い期間をさかのぼって確認できる、という段階構成になっています。長期間のデータを見返したい場合は、自分のプランでどこまでさかのぼれるか確認しておくとよいでしょう。
まとめ
Studio Analyticsは、外部ツールを連携しなくても、公開した瞬間からアクセス状況を確認できる手軽さが利点です。PV数とVisitor数の違い、AIクロールが含まれること、Cookieを使わないことという3つの特徴を押さえておくと、数値を正しく読み解きやすくなります。そもそも何から見ればいいか迷う場合は、ノーコードサイトのアクセス解析、まず何を見ればいいかもあわせてご覧ください。
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