Lovableで作ったWebサイトをStudioに取り込む手順——公開ページを保存して持ち込む方法
Lovableは、チャットで頼むだけでWebサイトやアプリを丸ごと作り、そのまま公開までできるツールです。「作って公開する」までが速い一方で、「公開したあとの文章の直し・ページの追加・SEOの設定はStudioでやりたい」という声もあります。
この記事では、Lovableで作ったサイトをStudioに取り込むまでの流れを説明します。Lovableの出力はReact形式なので、まず「静的なHTML/CSS」にする手順が要ります。全体像は生成AIで作ったWebサイトをStudioで公開するには?3つの方法を比較へ。
Lovableの出力は、どんな形で返ってくるか
Lovableのプロジェクトは、React(Vite)とTailwind CSS、部品ライブラリを組み合わせた構成です。ファイルをそのままダウンロードしても、中身はプログラムで、ブラウザで開いて初めて画面が組み立てられます。この形のままではStudioに持ち込めません。
Studioに持ち込むための経路は2つあります。
- 公開したページをブラウザで保存する:Lovableでサイトを公開(またはプレビュー)し、そのページをブラウザで開いて「名前を付けて保存」→ 保存形式を「ウェブページ、完全」にします。HTMLファイルと、CSSや画像が入った「_files」フォルダの2つができます。この2つを一緒にSHITAJIの「フォルダを読み込む」で選びます。ページが複数あるサイトは、ページごとにこの保存を繰り返します。
- Lovableに静的HTMLを頼む:チャットで「このページを、Reactを使わない単一のHTMLファイル(CSSは中に書く・JavaScript無し)として書き出して」と頼み、返ってきたコードを「index.html」で保存します。応じてもらえれば、こちらのほうがファイルが素直で、取り込んだあとの手直しが少なくなります。
Studioに取り込むまでの3ステップ
静的なHTMLの形になれば、SHITAJIでの流れは他のAIと同じです。
- 読み込む:ブラウザで保存した場合は「フォルダを読み込む」でHTMLと「_files」フォルダを一緒に選びます。HTML1つなら「HTML/CSSファイルを読み込む」。中身が空のReactファイルを渡すと、SHITAJIは読み込む前に見つけてお知らせします。
- 書き出す:画面で見た目を確かめたら「Studio用に書き出す」を押します。検査を通ったものが、Studioのネイティブ要素(ボックス・テキスト・画像)に変換されます。
- 追加する:「コピー」を押し、Studioのデザイン画面で ⌘V(WindowsはCtrl+V)で貼り付けます。以降は普通のStudioプロジェクトとして編集できます。
Lovableのサイトで崩れやすい箇所と、直し方
Lovableの出力で、取り込んだあとに差が出やすいのは次の箇所です。
- ブラウザで保存したページに、動きの途中の状態が写る:スクロールで現れる演出があると、保存した時点で「まだ表示されていない」要素が透明のまま保存されることがあります。ページをいちばん下までスクロールして全部表示させてから保存すると避けられます。
- ログインが要る画面や、入力してから出る画面:保存できるのは「その時点で表示されている見た目」だけです。Studioに持ち込むのは、誰が開いても同じに見える案内ページ(トップ・サービス紹介・会社概要など)に絞るのが現実的です。
- フォーム:Lovableのフォームは送信先の仕組みごと作られていますが、Studioに持ち込めるのは見た目だけです。送信の仕組みはStudioのフォーム機能で作り直します。Studioのフォーム機能の基本へ。
- メニューの開閉・タブ・カルーセル:JavaScriptの動きは持ち込めません。生成AIが書いたスライダー・アコーディオンのJavaScriptが、Studioで動かない理由で置き換え方を整理しています。
- 複数ページのつながり:ページごとに保存して読み込む場合、ページ間のリンクはStudio側で張り直します。
LovableとStudioの分担
Lovableは「構成と見た目の案を、動く形で素早く出す」ところが得意です。公開後の運用——文章の細かな修正、ページの追加、SEOやOGPの設定、フォームの通知——をStudioでやりたいなら、Lovableの案をStudioに写してから仕上げる分担が向いています。
「Lovableで作ったものをそのまま公開し続けるか、Studioに移して運用するか」は、公開後にどれだけ手を入れるかで決めるとよいと思います。移す前の確認事項はノーコードサイトの乗り換えを考えるときに、先に確認しておきたいことにまとめています。
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