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料金表・会社概要の表がStudioで列がそろわない理由
2026-10-15AI×Web制作約7分で読めます

生成AIが作った料金表・会社概要の「表」が、Studioに持ち込むと列がそろわない理由と対処

生成AIに「サロンのサイトを作って」と頼むと、料金表や会社概要が、きれいな表(table)で返ってきます。ブラウザで見る限りは問題がないのに、Studioに持ち込むと、列の位置が行ごとにずれてしまう——この相談は少なくありません。

原因は、Studioのデザインエディタに「表」の部品が無いことにあります。この記事では、そのしくみと、列をそろえて持ち込むための作り方、最初に伝える指示、表のまま使える場面を整理します。

Studioには、表をそのまま入れる部品が無い

Studioの公式ヘルプには、エディタ上で表を直接追加することは現在できない、と書かれています。左の「追加」パネルにも、Section・Box・Image・Textなどの部品は並んでいますが、表の部品はありません。

Studioのエディタで「追加」パネルを開いた画面。「基本」「埋め込み」「インタラクション」「フォーム」の分類ごとに、Section・Box・Image・Text・Map・YouTube・Carousel・Toggle・Loop Box・Form1〜3などのボックスが並んでいる。表の部品は見当たらない
実際の「追加」パネル。用途ごとに分類された部品が並ぶが、表(table)の部品は無い。

公式ヘルプが案内している表の作り方は、次の4つです。

方法内容向いている場面
ボックスを並べて組むボックスを横に並べ、表のようなレイアウトにする料金表・会社概要など、ページの固定の表
リストを使うリスト(同じ形の繰り返し)で、行を並べる行の数が増えたり減ったりする表
CMSの記事本文に表を入れるCMSのリッチテキストの本文で、「+」から「Table」を選ぶブログ・お知らせの記事の中の表
表を画像にして置く表を画像にして、画像として貼るとにかく見た目をそのまま残したいとき
注意Studioの「HTML要素・属性対応表」では、table・tr・td・thは、CMS記事タイプの本文(リッチテキスト)でだけ使える要素とされています。ボックスやテキストボックスに付けることはできません。また、colspan・rowspanには任意の値を指定できません。

持ち込むと、列がずれて見える理由

ページのデザインエディタには、AIが書いた表をそのまま受け取れる部品がありません。そのため、SHITAJIのような変換ツールを通すと、表の「行」は横並びの行として写せますが、「列の幅を行どうしでそろえる」仕組みまでは再現できません。行ごとに、中身の長さに合わせて列の位置が決まるため、行をまたいで列がずれます。

崩れている状態料金表の4行が、それぞれ中身の長さに合わせて横に並び、行ごとに「時間」「料金」「ひとこと」の位置がばらばらにずれている画面
直った状態同じ料金表で、4つの列それぞれに固定の幅を与えた画面。すべての行で、時間・料金・ひとことの位置がそろっている
同じ料金表を、横並びの行で作った例を再現した画面。列の幅を決めていない(左)と、行ごとにずれる。各列に固定の幅を与える(右)と、そろう。実際のStudioの画面ではなく、考え方を示すための再現です。

列をそろえて持ち込む作り方

ボックスで表を組むときの、基本の考え方は1つです。「同じ列のセルには、すべての行で同じ幅を与える」。次の手順で、AIに作ってもらえます。

  1. 表の1行を、横に並べた行(横並びのボックス)として作る
  2. 1列目のセルに「幅180px」のように、固定の幅を決める
  3. 2列目以降のセルも、それぞれ固定の幅を決める
  4. すべての行で、同じ列には同じ幅を使う
  5. 見出しの行も、同じ幅の組み合わせで作る
  6. スマホ幅では、幅の合計が画面に収まるか確認する。収まらなければ、1行を縦に積む作りに変える
注意横幅が足りないスマホでは、列を横に並べたままだと、はみ出したり、文字が1文字ずつ縦に折り返したりします。小さい画面向けには、1つの行を「項目名と値の縦積み」に切り替える設計が向いています。考え方は生成AIが作ったサイトが、スマホの狭い幅で崩れる3つの原因と、直し方の例にまとめています。

最初の指示で、表の作り方を決めておく

あとから直すよりも、最初に作り方を指定しておくほうが手戻りが少なくなります。次の一文を、最初の指示に添えてください。

料金表や会社概要などの表は、HTMLのtable要素を使わず、div要素を横に並べた行で作ってください。同じ列のセルには、すべての行で同じ固定の幅を指定してください。スマートフォン幅では、1行を縦に積んでください。
注意すでにtableで作られたサイトなら、「このtableを、div要素の横並びの行に書き直して。同じ列には同じ幅を指定して」と頼み直せます。書き直したあとは、行の数・項目の順番・金額の数字が元と同じか、目で確かめてください。

表の「意味づけ」も、失われやすい

HTMLの表は、見出しのセル(th)とデータのセルを区別して書けます。スクリーンリーダー(画面を読み上げるソフト)は、この区別を使って、「この金額は、どのコースのものか」を読み上げます。MDNの解説でも、見出しとデータの対応づけをマークアップで表すことが説明されています。

ボックスで組んだ表には、この意味づけが付きません。読み上げでも内容が伝わるように、1つのセルの中に「ベーシック 60分 6,600円」のように、見出しの意味を含めた文章にしておく方法もあります。アクセシビリティの全体像はStudioのアクセシビリティの基本へ。

表のまま使える場面もある

よくある質問

質問答え
取り込んだ表が、列ごとにずれます。横並びの行で作られていて、列の幅が決まっていないのが原因。同じ列に同じ固定の幅を与えて作り直す(上の手順)。
行の数が多くて、1つずつ作るのが大変です。Studioの「リスト」は、同じ形の行を繰り返して並べる部品。行の数が変わる表なら、リストにすると増減に対応しやすい。
表の枠線や、1行おきの色分けは持ち込めますか?行ごとの背景色や下線は、ボックスの背景や枠線として持ち込める場面が多い。ただし、見た目の再現は完全ではないので、取り込んだあとに画面で確かめる。
colspan(セルの結合)は使えますか?Studioの公式ヘルプでは、colspan・rowspanに任意の値は指定できない。セルの結合が要る表は、ボックスで組み直すか、画像にする。

まとめ

Studioには表の部品が無いため、AIが作った表は、そのままでは列がずれます。「表はtableを使わず、同じ列に同じ固定の幅を与えた横並びの行で作る」と最初に指示しておけば、取り込んだあとの手直しが減ります。記事の中の比較表ならCMSの表を、頻繁に変わらない表なら画像を、と使い分ける方法もあります。

頼み方の基本はChatGPT・Claude・GeminiにWebサイトの下書きを作らせるプロンプトのコツ5つ、取り込んだあとに編集しやすい形を保つ考え方は生成AIで作ったサイトの文章・画像を、あとから自分で直せるようにしておくコツにまとめています。

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