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検索結果の見え方を整えるStudioの構造化データ設定の基本
2026-10-01Studioの使い方約8分で読めます

Studioで構造化データ(JSON-LD)を設定する基本——入力場所・コードの貼り方・よくあるエラー

Studioのページ設定を一番下までスクロールすると、「構造化データ」という項目があります。名前は聞いたことがあっても、何を入力する場所なのか、どんなコードを貼ればよいのか、分かりにくい設定のひとつです。

この記事では、公式ヘルプの案内にもとづいて、構造化データの考え方、入力の手順、貼るコードの例と書き換える項目、よくあるエラーを順番に整理します。

構造化データとは——ページに貼る「ラベル」

ふだんの文章は、人間にとっては読めば分かりますが、検索エンジンにとっては「どこが何を表しているか」を推測するしかありません。「2026年10月1日」と書いてあっても、公開日なのか、営業日なのか、イベントの開催日なのか、文脈から読み取るしかないのです。

構造化データは、本の背表紙に「小説」「料理」とラベルを貼るように、「ここは公開日」「ここは執筆者」と、項目名をつけて書き添えておくメモです。Studioでは、JSON-LDという形式のコードを入力します。うまく伝わると、検索結果に、タイトル・説明文・URLだけでなく、記事のプレビューや評価などの充実した表示が出ることがあります。

注意設定しても、検索結果の見え方が必ず変わるわけではありません。公式ブログでも、どう表示するかは検索エンジン側が決める、と案内されています。

設定の手順

Studioの公式ヘルプで案内されている流れを、1つの操作ごとに分けると、次の7つです。コードの中身は、次の節で説明します。

  1. 貼るコード(JSON-LD)を用意する。GoogleのStructured Data Markup Helperや、Google検索のサンプルコードが参考になる
  2. Googleの構造化データのテストツールなどで、エラーが出ないか確かめて、直す
  3. Studioのエディタで、構造化データを入れたいページを選ぶ
  4. 右側のパネルで「ページ」タブを開き、いちばん下までスクロールして「構造化データ」の項目を開く
  5. 「構造化データマークアップ」のスイッチをオンにする
  6. <script type="application/ld+json"> と </script> の「あいだの中身だけ」を、下の入力欄に貼る
  7. サイトを更新(公開)する
Studioのページ設定パネルの下部にある「構造化データ」の項目。「構造化データマークアップ」のスイッチがオフになっていて、その下の入力欄に、記事(Article)を例にしたサンプルのコードが薄く表示されている
実際の画面(手順4・5)。スイッチをオンにして、下の欄にコードを貼る。欄にはサンプルが薄く表示されている。

同じ画面の少し上にある「カスタムコード」には「有料プラン」の表示が付いていましたが、「構造化データ」には付いていませんでした。ただし、プランごとの利用条件は公式ヘルプに書かれていないため、最新の案内を確認してください。

貼るコードの中身——記事(Article)の例

Studioの入力欄に薄く表示されているサンプルも、記事(Article)の形です。記事ページ用の最小限の例を、次に示します。タイトルやexample.comのURLなど、中の値はすべて例なので、自分のサイトの内容に書き換えてください。

{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "Article",
  "headline": "記事のタイトル",
  "image": "https://example.com/images/cover.jpg",
  "datePublished": "2026-10-01T09:00:00+09:00",
  "author": {
    "@type": "Person",
    "name": "執筆者の名前",
    "url": "https://example.com/profile"
  },
  "publisher": {
    "@type": "Organization",
    "name": "サイトの運営者の名前",
    "url": "https://example.com/"
  }
}

書き換える項目は、次の表のとおりです。

項目意味書き換えの例
@typeページの種類記事なら「Article」のまま
headline記事のタイトルそのページの実際のタイトル
image代表になる画像のURL公開中の画像のURL(誰でも見られるもの)
datePublished公開日時「YYYY-MM-DDThh:mm:ss+hh:mm」の形(例:2026-10-01T09:00:00+09:00)
author(name・url)執筆者の名前とプロフィールのURL自分の名前と、プロフィールのページのURL
publisher(name・url)サイトの運営者の名前とトップページのURL屋号・会社名と、サイトのトップのURL
注意コードの内容は、そのページに実際に書かれている内容と合わせてください。また、Studioで公開したサイトでは、authorとpublisherが無いと形式エラーになります。不要に見えても消さずに、URLなど必要な部分だけ書き換えます。

CMSの記事ページでは、項目を差し込める

ブログ記事のように、CMSの内容を表示する動的なページでは、入力欄をクリックすると、タイトル・本文・画像などのプロパティの一覧が出ます。ここから選ぶと、上の「headline」や「image」のような部分に、記事ごとの内容を自動で差し込めます。記事の見出しを表す「articleSection」には、本文のプロパティに「Extract headings」というフィルターをかけて使う、と案内されています。

CMSの基本はStudioのCMS機能の基本——ブログ・お知らせを同じデザインで量産する仕組みにまとめています。

よくあるエラーと直し方(公式ヘルプより)

公式ヘルプには、構造化データの「よくあるエラーと対処法」が載っています。特に起きやすいものを表にまとめました。

エラーの原因直し方
不要なスペースが入っている(行頭のずれ・全角スペースを含む)取り除く
公開日の書き方が違う「YYYY-MM-DDThh:mm:ss+hh:mm」の形で書く
authorとpublisherを消している消さずに、URLなど必要な部分だけ書き換える
タイトルの中に直線の引用符(")が入っている別の文字に置き換える
複数の種類を同時に設定している全体を[ ]で囲み、それぞれを{ }で包んで、カンマで区切る
CMSの本文などに改行が入っている取り除く

設定できないページと、反映までの時間

設定してサイトを更新しても、検索結果に反映されるまでには時間がかかります。急ぐ場合は、Google Search Consoleから再クロール(検索エンジンにページの再確認を依頼すること)を申請するとよい、と案内されています。検索結果に出てこないときの確認点はStudioで公開したサイトがGoogle検索に出てこないときに確認することにまとめています。

注意モーダル(ポップアップ表示のページ)と、動的なモーダルには、構造化データを設定できません。

よくある質問

質問答え
設定すれば、必ず検索結果が変わりますか?必ずではありません。表示するかどうかは検索エンジンが決めます(公式ブログ)。
すべてのページに入れる必要がありますか?必要なページだけで構いません。設定欄は各ページの「ページ」タブにあるため、ページごとに入力します。
コードを自分で書くのが難しいときは?公式ヘルプでは、GoogleのStructured Data Markup Helperでコードを作る方法が案内されています。
正しく書けているか、どう確かめますか?Googleのテストツール(リッチリザルトテストなど)で、コードを入れてエラーがないか確かめられます。
無料プランでも使えますか?公式ヘルプに記載がないため、最新の案内で確認してください。

まとめ

構造化データは、ページの中身を検索エンジンに正しく伝えるための、補助的な設定です。まずは、ページのタイトルや説明文といった基本を整えたうえで、必要なページに足していく、という順番がよいでしょう。基本の優先順位はノーコードで作ったサイトのSEO、最初にやること・後回しでいいことにまとめています。

貼るコードは、ページに実際に書かれている内容に合わせ、公開前にテストツールでエラーがないことを確かめてから入力しましょう。

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