ノーコードサイトの表示速度、PageSpeed Insightsの数字をどう読むか
PageSpeed Insightsは、Googleが無料で提供している、サイトの表示速度を測定できるツールです。URLを入力するだけで、0〜100のスコアと、細かい改善項目のリストが返ってきます。
ただ、出てきたスコアや専門用語の意味がよく分からず、「とりあえず数字が低いから不安」で終わってしまう方も多いのではないでしょうか。この記事では、まず見るべきポイントを整理します。
スコアの数字だけにこだわりすぎない
PageSpeed Insightsのスコアは、サイトの状態を測るひとつの目安ではありますが、100点を目指すことそのものが目的ではありません。特にモバイル(スマートフォン)のスコアは、パソコンより厳しめに出る傾向があり、モバイルで90点以上を安定して取るのは簡単ではありません。
目安として、モバイルで50点を下回っている場合は改善の余地が大きく、90点以上あればひとまず及第点、という程度に捉えておくと、数字に振り回されにくくなります。
モバイルとパソコン、両方のスコアを確認する
PageSpeed Insightsは、モバイルとパソコンでそれぞれ別のスコアを表示します。片方だけを見て安心してしまうと、もう一方の環境で表示が遅い状態を見落とすことがあります。
特にモバイルは、パソコンより回線や処理性能の制約を受けやすいため、モバイルのスコアを優先して確認する習慣をつけておくと安心です。
「改善できる項目」の中身を見る
スコアの下には、具体的な改善提案が並んでいます。「画像の読み込みを効率化」「使用していないコードを削除」といった項目です。
すべてに対応する必要はありません。表示速度への影響が大きい項目から優先的に見ていくと、限られた時間で効果を出しやすくなります。画像に関する項目は、Studioで画像を軽くする基本——公開後の表示速度を落とさない3つの工夫で扱った工夫と直結していることが多い部分です。
測るたびに数字が変わることがある
同じページを続けて測っても、そのときの回線状況やサーバーの混み具合によって、スコアが多少上下することがあります。1回の測定結果だけで一喜一憂せず、何回か測って傾向を見るくらいの気持ちで確認するとよいでしょう。
まとめ
PageSpeed Insightsは、点数そのものより「何が遅さの原因になっているか」を知るためのツールとして使うと役立ちます。モバイル・パソコン両方を確認し、改善項目の中身を見て、影響の大きいものから直していく——この順番を押さえておけば、数字に振り回されずに向き合えます。
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