ノーコードサイトを多言語対応させるときに、最初に確認しておきたいこと
海外のお客様も想定して、サイトを多言語対応させたいと考えることがあります。多くのノーコードツールには、別の言語のページを追加する機能が用意されていますが、翻訳を流し込むだけでは、使い勝手のよい多言語サイトにはなりません。
この記事では、多言語対応を始める前に確認しておきたい基本のポイントを整理します。
どの言語をメインにし、どこまで翻訳するかを決める
すべてのページをすべての言語で用意する必要はありません。問い合わせや料金など、海外のお客様が特に必要とするページから優先的に翻訳する、という進め方も現実的です。
中途半端にページごとに対応言語がバラバラだと、訪問者が「このページは他の言語で読めないのか」と迷う原因になります。どこまで対応するかの方針を、最初に決めておくと進めやすくなります。
言語ごとにURLを分けるか、切り替えボタンで見せるかを決める
多言語対応の見せ方には、言語ごとに別のURL(例:/en/のようなアドレス)を用意する方法と、同じページの中で表示言語だけを切り替える方法があります。
URLを分ける方法は、検索エンジンがそれぞれの言語のページを別々に認識しやすいという利点があります。どちらの方法に対応しているかは、使っているツールによって異なるため、始める前に確認しておきましょう。
画像・日付・通貨の表記も見直す
文章だけでなく、画像の中に埋め込まれた文字(バナーのキャッチコピーなど)も、言語ごとに用意し直す必要があります。画像を差し替え忘れると、その部分だけ元の言語のまま残ってしまいます。
日付の表記順(年月日か月日年か)や、金額の通貨表示も、言語や地域によって期待される形式が異なります。翻訳のついでに、こうした細部も見直しておくと親切です。
ページごとに「何語で書かれているか」を伝える
ブラウザや検索エンジン、スクリーンリーダーなどが、そのページが何語で書かれているかを正しく認識できるよう、ページの言語を伝える設定をしておくことも大切です。この設定が無いと、翻訳ツールが誤った言語だと判断したり、検索結果に正しい言語のページが表示されにくくなったりすることがあります。
設定の名称や場所はツールによって異なりますが、多くのノーコードツールにはページ単位やサイト単位で言語を指定する項目が用意されています。使っているツールでどこに設定するかを、事前に確認しておきましょう。
まとめ
多言語対応は、翻訳を追加するだけでは終わりません。どこまで対応するかの方針、URLの分け方、画像や日付・通貨の表記、言語を伝える設定——この4点を始める前に確認しておくと、あとになって手戻りする事態を避けられます。検索エンジンへの伝わりやすさという観点では、ノーコードで作ったサイトのSEO、最初にやること・後回しでいいこともあわせてご覧ください。Studioで実際にどう多言語サイトを構成するかはStudioで多言語サイトを作る3つの方法で扱っています。
生成AIで作ったHTML/CSSを、Studioへ。
SHITAJIは、HTML/CSSのサイトをStudioのネイティブ要素として取り込む変換ツールです。 フリープランは月3ページまで無料・カード登録不要で試せます。
※ SHITAJIはStudio株式会社とは関係のない独立したサービスです。「Studio」はStudio株式会社の商標です。 本記事は公開されている情報と一般的な制作の知見にもとづいて執筆しています。